株式会社EC-GAINは、ソーシャルコマース「pippin（ピッピン）」を運営中。ここでは、2,500人を超える特定ジャンルの専門家や有識者がおすすめ商品を通じて専門知識の情報発信と販売を行っていて、累計流通総額は1.3億円を突破しています。

失敗しない購入体験を！

「pippin」は、「食材」「雑貨」「家電」など特定のジャンルの専門家や有識者がセレクトショップを運営するソーシャルコマースプラットフォーム。ユーザーは、プロがおすすめする商品のクチコミやレビューを確認して購入したり、購入に迷ったときはメッセージ機能で専門家に相談したりできます。

実際にアプリを見てみると、注目のプロを紹介する「ピックアップ」が目に止まりました。なかには、「無骨女子キャンパー」「じてんしゃ学園 学長」「可愛くてコスパ◎な商品」など、どのような商品をおすすめしているのかすぐにわかる人や、「pippin公認アンバサダー」という表示で安心感を持てる人などがいて、フォロー機能もあります。「ピックアップ」の他、「プロ一覧」からさまざまなプロを探すことが可能です。

また「テーマ一覧」からは、ユーザーが欲しい物を軸として探すことができます。例えば、「キッチン用品」「キャンプ用品」「ペット用品」など複数のアイテムを探せるテーマや、「恐竜グッズ」「ボールペン」「手帳」などピンポイントでアイテムを探せるテーマなどが充実していました。もちろん、カテゴリ検索やキーワード検索も可能です。

今後の展開は？

同社は、「pippin」の急成長の背景には、ステイホームなどによるEコマース需要の拡大や、ネットショップに新規参入または注力し始めた事業者の急増、在宅時間を利用して副業など新しい働き方を模索する人口が急増があると考えているといいます。

今後はさらなる事業成長のため、新たに東京事業所を開設（本社は沖縄県）。経営体制および採用活動の強化を図りたいとしています。そのための資金として、Coral CapitalとGxPartners LLPより6,500万円を調達しました。

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（文・Higuchi）