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テトラ・アビエーションの空飛ぶクルマ「Mk-5」が米国で予約販売を開始!

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「eVTOL」いわゆる「空飛ぶクルマ」を開発するテトラ・アビエーション株式会社は、米国時間の2021年7⽉26⽇より開催されている世界最大級の航空ショー「EAA AirVenture Oshkosh 2021」において、新機種「Mk-5」を一般公開するとともに、予約販売を開始しました。

約40台の予約販売

同社は、2020年2月に米国で開催されたeVTOLの国際開発コンペ「GoFly」にてディスラプター賞を受賞し、賞金10万ドルを獲得。その後1年をかけて開発された「Mk-5」は、固定翼にある32個のローターで垂直方向へ飛行し、尾翼にある1個のローターで水平方向へ飛行します。万が一、固定翼の32個のローターのうち4個が故障しても安定した飛行ができるとのことです。

今回の「EAA AirVenture Oshkosh 2021」では、購入予約のための有料ミーティングのアポイントを獲得。2022年の引き渡しを前提に40機ほどの予約販売を開始しました。現時点では、米国でプライベートパイロットライセンスを持つ個人顧客向けに販売し、形成した顧客コミュニティと共に次世代eVTOLの開発・量産へつなげていく構えです。

なお、同社代表の中井佑氏は、日本時間7月31日22時30分からのEAARadioへ出演予定。日本からはラジオアプリ「TUNEIN」で視聴可能とのことです。

法整備や機体開発が加速中!

世界的に熱を帯びる空飛ぶクルマの実用化。国内では、テトラ・アビエーションも参画している「空の移動革命に向けた官民協議会」により2018年12月に取りまとめられた「空飛ぶクルマの実現に向けたロードマップ」の中で、2023年を目標に事業をスタートさせることが示唆されています。

また同協議会は、2025年の大阪・関西万博に空飛ぶクルマを活用したサービス展開を視野に入れ「大阪・関西万博×空飛ぶクルマ実装タスクフォース」を設置。同万博での空飛ぶクルマ飛行実現に向けて、離着陸場の整備や運航などについてより具体的な議論を進めていくようです。

国内の企業では、テトラ・アビエーションの他、試験機「SD-03」で有人飛行試験に成功した株式会社SkyDriveや、空飛ぶクルマのプラットフォーム事業を手がけ、スイスの空飛ぶクルマメーカーDufour Aerospace社と日本市場における代理店契約を締結したエアモビリティ株式会社などが空飛ぶクルマの実用化を推進しています。

認知拡大や理解促進を目指す取り組みも

このように法整備などの環境面と機体開発などの技術面で空飛ぶクルマ実現に近づく中、一般の人と空飛ぶクルマの距離感を縮める取り組みも展開中です。

例えば、SkyDriveは東京スカイツリータウンで開催された「Society 5.0科学博」に「SD-03」のフルスケール展示機を出展したり、SkyDriveと共に空飛ぶクルマを開発してきた有志団体CARTIVATORを前身とする有志団体Dream Onは、未来を疑似体験できる「Future Life EXperience Park(FLEX Park)」にて三菱電機株式会社と共同制作する空飛ぶクルマの仮想飛行体験コンテンツを提供したりと、ワクワクするような取り組みが数多くあります。

PR TIMES

(文・Higuchi)
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