「ペットに健康な毎日を」という目標を掲げ、愛犬や愛猫のための「首輪型健康管理デバイス」を開発しています。
首輪型デバイスでペットの健康管理を
獣医師団体が発表した調査によれば、近年の飼い犬や飼い猫が病気に罹患した場合、その症状は急変する傾向にあるとのことです。亡くなった愛犬、愛猫の8割は病気を発見してから1年未満で亡くなっています。さらにその半数以上が病気発見から6カ月未満で亡くなっているのが実情です。ペットロスの喪失感の中、「もっと早くに気づいてあげていれば」と後悔する飼い主があとを絶ちません。
こうした課題を解決に導くのが、同社の開発する「PetVoice」です。「PetVoice」は飼い犬や飼い猫に装着する首輪型の健康管理デバイス。食事や水飲み、トイレの回数や活動量、直腸温などを測定し、その数値をアプリで確認することができます。体調の変化を察知した際には、それを知らせるだけではなく、アプリ上からオンライン相談や動物病院の予約ができる仕組みを備えます。2021年7月時点で全国150以上の動物病院が利用できる見込みです。
同社が独自に実施した獣医師約300名のヒアリング結果によると、9割以上の獣医師が「ペットオーナーが愛犬愛猫の異変に気付いて動物病院に来た時にはすでに症状がかなり悪化している」と問題視してていることが明らかに。いち早くペットの異変を察知して、声なき愛犬や愛猫の健康を維持するために生まれたアイテムです。
さらにサービス規模拡大へ
PetVoice はサービスローンチに向け、6000万円の資金調達を実施。ハードウェア・ソフトウェア開発の加速、および動物病院連携の拡大を目指します。ペット、飼い主、そして動物病院の三者が手を取り合ってペットが健康を維持できる幸せな毎日を実現しています。人型のコミュニケーションロボットやロボットペットの需要も高まり、各メーカーがAIや音声認識技術を通した開発に意欲的ですが、生きた動物と暮らすという営みが途絶えることはないでしょう。PetVoice のように愛犬、愛猫を守る製品やサービスは今後も人気が高まりそうです。
PR TIMES
(文・川合裕之)