登山者の「共感・感謝・応援」を価値化 → 山を育むエネルギー
YAMAPは、2021年6月に累計250万ダウンロードを突破するなど、多くの登山家に利用されています。YAMAPを使うと、電波が届かない山の中でも、スマホのGPSで現在地や登山ルートを確認できたり、登山中に見つけた植物の写真などを活動記録として残したりすることができます。また、山の情報収集や、全国の登山好きとの交流も可能です。今回のアップデートで実現を目指すのは、「他者への貢献」の価値化。今回新たに実装されるDOMO(ドーモ)は、YAMAPユーザー同士で送り合うことができるポイントで、他のユーザーやコミュニティに貢献するなど、利他的な行為をした人に送られます。また、「いいね」もDOMOに統合されることから、「共感・感謝・応援」 といったポジティブな気持ちを、DOMOと一緒におくることができるのです。
貯まったDOMOでできる、山の環境整備支援は「どんぐりの苗を植林し、山の再生に繋げるプロジェクト(熊野古道/和歌山県田辺市)」と「大雪山(北海道)の登山道整備プロジェクト」。山を育むエネルギーに転換されます。
DOMOは貯めるのではなく、送り、支援することが大切
YAMAP代表の春山慶彦氏は「YAMAP MAGAZINE」にて、DOMOの特徴を次のように説明しています。買い物をすると貯まる一般的なポイントや国の通貨との大きな違いは、DOMOは、自分のためでなく人のために使う「利他的」なポイントという点、そして、使用期限を3ヶ月と短くすることで「貯めるのではなくおくることや支援すること」に重きを置いている点が挙げられます。
つまり、YAMAP内でDOMOが循環していけばいくほど、利他的な行為や「共感・感謝・応援」のやりとりが増えて、プラットフォームがより健全になっていき、そのポジティブなエネルギーが山を育むことにつながっていくのです。
今後もYAMAPは「DOMO」実装後の変化に基づき、サービスの改善と充実を図り、 山の再生、そして登山・アウトドア文化の継承、発展に貢献していくとしています。
PR TIMES
(文・和泉ゆかり)