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法隆寺の国宝「金堂」をVR化! かつての姿を推定したVR映像も

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聖徳太子によって607年に創建された法隆寺。その西院伽藍に位置する「金堂(こんどう)」は、7世紀後半に建立され、国宝に指定される世界最古の木造建築です。

このたび、凸版印刷株式会社、独立行政法人国立文化財機構東京国立博物館、独立行政法人国立文化財機構文化財活用センターは、「金堂」のすべてを世界で初めてVRで再現したVR作品『法隆寺 国宝 金堂―聖徳太子のこころ』を製作。2021年7月14日より、東京国立博物館東洋館内「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」にて公開します。

なお、7月13日~9月5日の期間には、同館平成館にて聖徳太子1400年遠忌記念特別展「聖徳太子と法隆寺」を開催。VR作品と特別展をあわせて鑑賞することで、法隆寺やそのゆかりの文化財への理解が深まるといいます。

複数の国宝を間近で

『法隆寺 国宝 金堂―聖徳太子のこころ』は、金堂内部の仏像や壁画、空間といったすべてをデジタルアーカイブして高精細にVR化した作品。通常は、金網越しに本尊の正面側を拝観しますが、同作品では金網の内側の空間を巡りながら仏教の世界を体感することができます。

金堂は建物自体が国宝ですが、中に安置されている釈迦三尊像や薬師如来像、日本最古の四天王像などもまた国宝です。同作品では、これらすべての仏像や本尊上部を彩る飛天図や天蓋の装飾などをVRで再現し、300インチ(横幅6.6m、高さ3.7m)のスクリーンに映し出します。

また、経年劣化により本来の姿を判別しにくい薬師如来像の台座画については、東京国立博物館の三田 覚之主任研究員が監修制作した推定復元図をもとに再現。かつての薬師如来像台座画の姿を見ることができるようです。この他、仏像の装飾に使われたタマムシのはねや仏像の配置など金堂内の数カ所を推定再現しています。

TNM & TOPPAN ミュージアムシアター

同作品は、7月14日~10月10日の期間、東京国立博物館東洋館地下1階「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」にて、11:00~16:00の間の1時間おきに6回(11:00は土・日・祝・休のみ)上演。

終了後には、高精細なデータを活用した画像をスクリーンに映し、記念撮影会を実施するようです。撮影した写真や感想などにハッシュタグ「#トーハクでVR法隆寺」または「#MuseumTheaterVR」をつけてSNSに投稿すると、先着でミュージアムシアター限定オリジナルステッカーがプレゼントされます。

これまで「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」では、国宝刀剣二口を紹介する『VR刀剣』や、酒井抱一の『夏秋草図屛風』のオモテとウラの秘密を探るVR作品『風神雷神図のウラ -夏秋草図に秘めた想い-』、国宝絵巻『鳥獣戯画』を鑑賞する『鳥獣戯画 超入門!』などを上演。「時空を超え、文化に出会う旅」を提案してきた同シアターの新作に期待が高まります。

PR TIMES

(文・Higuchi)
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