◆わずか15分で1冊分の内容を把握
これはノンフィクション本のキーポイントを抽出し、シンプルにまとめたものをわずか15分で読めるアプリだ。
本屋で見かけるベストセラーはもちろん、雑学的な書籍まで、デジタルカタログに載っているタイトルもさまざま。幅広いカテゴリから、自分の興味を引くタイトルを選べる。
「Blinkist」では、現代の事情に合わせ、iPhoneなどのモバイル端末で電子書籍を読みやすいよう工夫がされている。各章ごとに区切られてまとめられたものは“blinks”と呼ばれ、これがアプリの名前の由来になっている。
1つの章(blinks)は、わずか2分以内で読めてしまうボリューム。この章が寄り集まって、結論部分を含めて1冊分を構成しているという仕組み。
◆プロが人力で要約を作成
もしかすると読者の中には、単にプログラムがオートで単語を集めただけの内容ではないかと、危惧する人もいるかもしれない。
「Blinkist」では、その道のプロフェッショナルが人力で要約を作成しているので安心してほしい。ユーザーは人の手を介して精錬された、生のエッセンスに直接触れられる。
このアプリがあれば、わざわざ長い書籍を読み通すことなく、本の重要点をわずか15分で読解できてしまうのだ。ローンチされて間もないアプリなので、蔵書タイトル数は未だ少ない印象はあるものの、今後ラインナップはどんどん加わっていく見込み。
「Blinkist」では、3日間の無料トライアル期間を設けていて、まずはお試しでサービスを利用できるので心強い。もっと継続してみようというなら、1ヶ月利用で5ドル、年間利用50ドルのコースから選べるようだ。
時間はないけれど、知識を得たい、自己発展をしたいという前向きなあなたにとって、心強い味方となってくれることだろう。
Blinkist