「WOWLight 〜HoCODA〜」が可能にすることは?
本技術は、透明なガラスやアクリルなどに、必要なときにだけ、フルカラー立体像や動く画像を空中に浮かび上がらせる表示を可能にするもの。アーティエンス・ラボが独自開発した、ホログラフィック偏向光学素子アレイ(HoCODA)とLEDアレイとを対向して導光板に近接配置させることにより実現しました。端部加工等を行わなくても、コンパクトに理想的な照明光を導光させられます。例えば、車載用計器表示パネルの前面保護ガラスに非常時だけ警告表示をしたり、リアウィンドウに後続車両への情報表示を出したりできるように。また、建物や車両等のガラスに広告・看板表示や、アミューズメント機器・ゲーム機器・家電の表示パネルの装飾も可能です。
具体的なイメージはぜひ動画をチェックしてみてくださいね。
さらに、本研究成果を応用した入力UIの試作も実施。従来型の液晶モニター等の上に導光板型WOWGRAMを重ねることで、ボタン等を空中像として表示することが可能です。非接触の行動が必要とされている今、不特定多数の人たちが触れるATMやセルフレジなどのタッチパネルに採用されることが期待されます。
アートとサイエンスの融合で、幸福や感動を
アーティエンス・ラボは、ホログラムの基本性能に関わる技術開発をしている企業。社名からイメージできる通り、アートとサイエンスとを融合し、お客様に幸福や感動を体験していただけるような新しい商品・サービスを提供することで広く社会に貢献することを目指しています。同社は今後、様々な分野の市場開拓や更なる技術開発を進め、満足度の高い製品を継続的に市場導入していく予定です。
PR TIMES
株式会社アーティエンス・ラボ
(文・和泉ゆかり)