そのVuclip、これまでなぜiOSアプリがなかったかというと、注力していたマーケットが東南アジアや南米、中東だったため。これらの地域ではiOS端末のシェアがそこまで大きくないという実情を反映している。
しかし、さらなる利用拡大を図るためには、北米やヨーロッパ市場も開拓する必要があり、そうしたマーケットのiOSユーザーにもアピールする時がきたと判断したようだ。
Vuclipでは、映画、ミュージックビデオ、テレビ番組、スポーツの試合など幅広いジャンルのビデオが用意されている。世界のメディア150社のコンテンツ100万点以上を扱っているという。
モバイル端末でいつでもどこでも、ネットワークのスピードに関係なく、そしてバッファーリングなしで快適に視聴できるというのが売り。
アプリのダウンロードは無料で、閲覧もできる。ただし、すべてが無料というわけではなく、有料のコンテンツもあるようだ。
日本では未公開の海外の映画が観たい、ローカルなサッカーの試合が気になる、といった人はチェックしてみてはどうだろう。
Vuclip