人気の背景にあるのは、スマートフォンのアプリでサクッと予約できる手軽さ。そして最短で翌日に業者が派遣されるというスピーディさだ。
4月にサービスを開始したばかりのHandybookがどれだけ好調なのかというと、利用が毎週10%増なのだという。当初はニューヨークやボストン、サンフランシスコなど13都市でスタートしたが、現在28都市に広がった。
まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで、このほど調達した3000万ドルの資金を基に、今後もサービスの拡充とエリア拡大を図る見込みだ。
サービスを提供する業者(個人)は、経験や社交性、経歴などのチェックを経て“プロフェッショナル”と判断された人だけが登録できる。一方、サービスを利用したい人は、アプリで必要とするサービスのジャンルを選び、空き状況をチェックして予約するだけ。
同様のサービスとしては、掃除に特化したHomejoyがあり、こちらも好調なようだ。また、Amazonもこの分野への参入を計画しているとの噂があり、それだけニーズが見込める分野ということだろう。
確かに、仕事が忙しくて掃除をするヒマがない、電化製品の修理などはからきしダメという人にとって、専門の人の手を借りられるというのはお金を払う価値があるだろう。
日本にも同様のサービスがあっても不思議ではない、そんなアプリだ。
Handybook