今回は、全員学生で構成されている同社ならではの発想といえる「Stchar !」について、今後の展開も含め紹介していこうと思います。
街で遊びながら稼げる
同サービスは、屋外広告を出稿したい企業とお金を稼ぎたいユーザーをマッチングするサービス。ユーザーは、iPadにストチャーをインストールし、広告を表示した状態のiPadを持って街に出かけるだけで報酬を得ることができます。面接・選考なしですぐに稼げることや、その場で即日報酬が手に入ること、依頼の争奪戦がないことなどが大きなポイントでしょう。また、報酬がアップする「ボーナスエリア」をスマートフォンで確認しながら移動することで効率的に稼ぐこともできます。外出を終えた後、スマートフォンで報酬を確認可能。例えば、渋谷で8時間遊ぶと6,000円ほど稼げるという試算もあるようです。
開発とチーム体制を強化
同社は、2020年に開催されたdip株式会社の「GAKUcelerator(ガクセラレーター)」にて、最優秀賞を受賞したことを期に12月に起業。「Stchar ! 」を通じ、ユーザーとクライアント企業双方にとって利便性の高いサービスを提供し、より楽しく生きられる社会を実現する存在となることを目指していくといいます。そんな同社が、EastVenturesを引受先とする1,100万円の第三者割当増資を実施。この資金によって「Stchar ! 」の開発とチーム体制の強化を図るといいます。今後は、iPadを持っていない人でも「Stchar ! 」を利用できる仕組みなどを開発し、2021年内にリリースするとのことです。
Techable(テッカブル)ではこれまで、車窓サイネージ「Canvas」や「CarWindow」などを取り上げてきました。同じ屋外広告でありながら、より手軽に運用できそうな「Stchar ! 」のリリース後の反響などに注目していきたいところです。
PR TIMES
(文・Higuchi)