より適切な映像演出やリラックス効果向上
ブレインテックに対するVIE STYLEの取り組みは、過去にTechableでも紹介しています。今回の実証実験は、これまで医療分野で用いられてきた「脳波」を活用することで、観客の精神状態にあわせた、より適切な映像演出の創出や、リラックス効果の向上が可能であるかを検証するために実施。実験には、音楽を聴く人の脳波を可視化する、電脳イヤホン ”VIE ZONE”が用いられました。結果として、今後「ブレインテック」を活用すれば、ユーザーの精神状態にあわせた、新たなエンターテインメントやヘルスケアサービスが実現する可能性が明らかに。本実証実験の詳細は、こちらからご確認ください。
エンタメにブレインテックを
「脳情報」という新たな情報媒体を利用して、プレイヤーとリスナーが新たなコミュニケーションを行える可能性が示された今回の実証実験。デジタル・エンターテイメントにおける、双方向的なインタラクションに革新的な変化をもたらすのではないかと期待されます。今後、VIR STYLEとKDDIは共同で、5G・XR分野での「ブレインテック」の活用を促進し、脳波から読み取ったユーザーの精神状態にあわせて、最適なコンテンツを提供できる次世代のエンターテインメントコンテンツや、それらを用いてリラックス状態を最適化するヘルスケアコンテンツの開発に取り組んでいくとしています。
PR TIMES
(文・和泉ゆかり)