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おいしい・安心・サステナブル! AIを活用した養殖魚「うみとさち」がオンライン販売

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ウミトロン株式会社(以下、ウミトロン)は、海洋環境を守りながらおいしい魚の成長をサポートしたサステナブルな養殖魚を「うみとさち」として、オンライン販売を開始。2021年6月4日より真鯛商品を、6月中旬よりサーモン等他の魚種も販売していく予定です。

おいしさ・安心・サステナブルの3点にこだわった「うみとさち」

ウミトロンは、成長を続ける水産養殖にテクノロジーを用いることで、将来人類が直面する食料問題と環境問題の解決に取り組むスタートアップ企業。同社の取り組みについては、Techableではこれまでも複数回にわたって紹介してきました。

「うみとさち」とは、おいしさ・安心・サステナブルの3点にこだわったシーフード。IoT・AI技術を活用したスマート給餌機「UMITRON CELL(ウミトロン セル)」により、魚の食欲に合わせた餌やりをすることで、従来より給餌量を2割削減することが達成可能です。また、スマートフォンなどから遠隔で餌を与えられるため、出荷時のサイズや質を保ちながら、生育期間を1年から10ヶ月に短縮させることに成功。餌の海洋流出を防ぎながら海に優しく、かつ短期間でも大きく身質の良い魚づくりに貢献しています。

これまでテスト販売や各種イベントを通して、「うみのさち」を提供してきたウミトロン。今回オンライン販売を開始することで、サステナブルシーフードの認知向上、及び販路の多様化を目指します。

美味しい魚を食卓に届け続けるために

ウミトロンは、豊かな海を守りながら、美味しい魚を食卓に届け続けるためには、技術提供者だけでなく、日々大切に魚を育てる養殖事業者をはじめ、魚食文化に関わる流通、小売、外食業、消費者など様々なステークホルダーとの協働が必要と考えていると言います。

今後は、取扱魚種やパートナーとなる生産者、加工会社、量販店、飲食店を増やしていく予定です。

PR TIMES

(文・和泉ゆかり)

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