そうした温度や湿度などのデータを手元のスマートフォンでリアルタイムにチェックできるのが、このほど資金調達サイト「Kickstarter」に登場したガジェット「CliMate」だ。
■バッグに取り付けも可能
同様のセンサーガジェットやアプリは他にもあるが、CliMateの売りは小型であることと、デザインの可愛らしさにある。フレームは雲の形をしていて3.9×3.1センチ、薄さ6.5ミリ。赤、黄色、白など6色が用意されている。
CliMateにはスタンドがついてくるので、棚の上などに置けるようになっている。また、スタンドを外して、外出時にバッグなどに取り付けることも可能だ。ユーザー自身で交換できるコイン型電池で作動し、約6カ月もつ。
CliMateが測定するのは温度(マイナス20度〜65度まで対応)、湿度、そして紫外線の3つ。スマホとはBluetoothで連携し、測定したデータは専用アプリ(iOS、Android)に送られる。
■高温アラートなどをプッシュ通知
アプリもセンサー同様にかわいいつくりで、データに応じて植木鉢の絵が変わる。紫外線が強い時にはサングラスをかけ、寒い時にはマフラーを巻き、湿度が高い時にはキノコが生えるといった具合だ。
また、アプリでは、条件を設定してアラートをプッシュ通知するようにもできる。なので、例えば赤ちゃんの部屋に置き、室温の上昇などをリアルタイムに把握するという使い方ができる。
Kickstarterでは現在、39ドル出せば入手可能となっている(米国外への発送はプラス10ドル)。キャンペーンは7月10日まで。
CliMate/Kickstarter