背景
エヌピーディー・ジャパン株式会社の調査によると、フードデリバリー市場は2020年に6,264億円に達し、前年比で50%増加。レストラン売上に占める出前(デリバリー)比率は、2019年3.1%から2020年6.5%と2倍以上になるなど、デリバリーが重要な収入源になっていることがわかっています。しかし、配達員を外注するケースが多く、地域ごとに配達員の数のばらつきが生じたり、天候に大きく左右されたりと課題もあるようです。
そこで両社がタッグを組み、配達員不足が起きた際にすぐに配達員を手配できるシステムを構築。バーチャルレストランがフランチャイズ展開するゴーストレストランに優先的に導入していきます。
両社のサービスについて
タイミーは、スキマバイトアプリ「タイミー」を提供中。応募・面接というプロセスをカットし、アプリから働きたい案件を選んですぐに働けて、勤務終了後すぐに報酬を受け取ることができるサービスです。企業側は、求める時間やスキルを登録するだけで、条件にあった働き手が自動マッチングします。一方バーチャルレストランは、デリバリーに特化したゴーストレストランブランドをフランチャイズで展開中。2020年6月の事業開始以降、関西地方にも進出し、現在加盟店舗数は250店舗に上ります。
また、2021年2月に新規事業としてフードデリバリーに特化した総合情報メディア「ゴーストレストランの教科書」をリリース。ゴーストレストランの始め方や募集中のブランド・クラウドキッチンなどを公開しています。他にも、飲食店開業に必要なマニュアルを公開したり、フランチャイズを募集している飲食店を紹介したり、ゴーストレストランの週間ランキングを発表したりとゴーストレストランに興味のある事業者向けの情報を集約。さらなるフードデリバリーの拡大に貢献していく構えです。
PR TIMES
(文・Higuchi)