屋外での使用を想定したコンパクトなワイヤレススピーカー「Beosound Explore」を発表しました。防水規格IP67をクリアし、「ラインナップで最もタフなスピーカー」とうたっています。
水深1メートルに30分まで
リビングルームにどっしりと据える本格オーディオ機器のイメージが強いBang & Olufsenですが、近年はワイヤレス機能とポータブル性を取り込んだタイプを次々と発表しています。そして今回はこれまでにない、タフな環境でも使える丈夫さを備えています。円柱形デザインのExploreでまず目を引くのはアルミシェルの外観ですが、アルマイト処理されたハウジングの表面にはいくつもの溝が入っています。これは手で持つ特にうっかり落とさないようにという意図のようです。
そして何と言っても目玉は防水仕様であること。水深1メートルのところに浸かっても最大30分まで耐えるとのことで、アウトドアに持参して突然雨に降られても、川に落としても慌てる必要はありません。
360度サウンド
もちろん音質面でも裏切りません。1.8インチのフルレンジドライバーを2基内蔵し、コンパクトな躯体ながら59dBの低音が楽しめます。また円柱形であるため360度サウンドとなり、キャンプファイヤーなどで活躍しそうです。Exploreを2基ペアリングすればステレオサウンドを楽しめ、イコライザなども専用アプリから調整できます。
アウトドアでは電源を確保するのが困難ですが、Exploreは2400mAhのバッテリーを搭載し、最長27時間駆動するとのことです。
Exploreはすでにウェブサイトで販売されていて、価格は199ドル(約2万2000円)です。
Bang & Olufsen