「自由視点」という新しい表現
「ボリュメトリックビデオ」とは、前後左右・上下・遠近・静止、すべて自由な視点から映像を視聴することができるようになる技術です。マガシーク社は「『自由視点』という従来にない斬新、且つ新鮮な表現が可能になり、自由視点表現に加え、AR(拡張現実)による再生も可能であり、対象物があたかも現実の中で動作をしているように見ることが可能」と話しています。これまで「ボリュメトリックビデオ技術」により作り出される4D映像は、専用のプレイヤー(アプリ)をデバイスにダウンロードしないと再生できないことが課題でした。「しかし、現在では、ストリーミング再生により、ブラウザベースで視聴できるように開発され、今後はより一層の汎用化が進むことが想定されます」とマガシーク社。
ファッション業界で初めて採用
マガシーク社は20年に及ぶeコマースの経験と多くのアパレルメーカーとの関係性を活かし、クレッセント社と共同で、ファッション業界を中心に販路開拓、用途開発を行うことに。「ボリュメトリックビデオ技術」をファッション業界にて初めて採用し、VRゴーグルを着用することで、店頭のイベントなどに4D映像を活用することも期待できます。「ボリュメトリックビデオ技術」が作り出す4D映像は、これまでにもアーティストのライブ、伝統芸能の舞台、ダンス大会、そして医療分野など様々なシーンにおいて取り入れられてきました。今後、マガシーク社はクレッセント社と共同でファッション業界で新しく同技術を応用することで、どんな世界がひらけていくのかが楽しみです。
PR TIMES
(文・Takeuchi)