注目したい、GUNCY’SとHuman-Engine
海外に目を向けると、米国ではFable社がバーチャル的な存在のことを示すVirtual Being(以下、Veing)という概念を提唱。実在しないバーチャルなインフルエンサーが数多く誕生し、InstagramなどのSNSを中心にファッションシーンやECで大きな盛り上がりを見せています。そんな流れを加速させるかのように、この度、株式会社GUNCY’S(以下、GUNCY’S )と、Human-Engine,LLC(以下、Human-Engine)が、互いが持つコンピューターグラフィックス、高精細3D/4Dスキャニング、最先端テクノロジー、デジタルコンテンツ開発、クリエイティブプロデュース、テクニカルコンサルティングなどを軸とした戦略的業務提携を締結。各社の紹介は次の通りです。
GUNCY’S
ハイエンドな3DCGデジタルコンテンツの開発における技術的、本質的な課題を根本から解決し、ゼロベースで最適なチームを迅速に構築する現代版“軍師”集団。様々な業界の企業に革新的な手法で大幅に業務効率を向上させる支援を提供しています。Human Engineとの業務提携により、仮想空間を舞台とした新しい市場開拓への貢献を目指します。Human-Engine
米国ロサンゼルスに本社を置き、一人ひとりの個性を反映したバーチャルヒューマンを創造することが基本理念。ハイエンドハードウェア(4Dスキャン)、写真測量、機械学習を使用して最先端の技術を開発し、ゲーム、VFX、モバイルアプリ、AR、VRなどのインタラクティブメディアに高品質の3Dバーチャルキャラクターを提供しています。今回の業務提携によって、GUNCY'Sが最も得意とするデジタルコンテンツ開発のテクニカルコンサルティングで顧客のニーズを正確に把握し、適切な制作フローを実現。Human-Engineは日本の新規顧客に対して高品質データのスキャニングを行い幅広いニーズに応えられる制作基盤を構築していくとしています。
アバターを通したコミュニケーションが当たり前に
5Gの普及によって、バーチャルキャラクターはより盛り上がりを見せるだろうと予想されています。Techableでも、これまで、凸版印刷株式会社の「BotFriends Vision+」など、さまざまなバーチャルキャラクターの活躍を紹介してきました。今後は、インフルエンサーのような特定の人たちだけでなく、全員が一人ひとりバーチャルな自分(アバター)を持って、仮想空間の中でコミュニケーションを取っている。そんな光景が当たり前のことになるかもしれません。
PR TIMES
(文・和泉ゆかり)