香港のスタートアプが開発した「FILMATIC」。コンパクト持ち運びが容易で、ウォータープルーフ性能も備えています。
最大120インチ
ボックス状のFILMATICは手のひらサイズで、重さに至ってはわずか200グラムとなっています。何かのレプリカ、あるいはおもちゃのようにも見えますが、れっきとしたプロジェクターです。DLP方式を採用し、解像度1080Pの映像を30〜120インチで投影することができます。120インチもあれば、大人数での映画観賞会やスポーツゲームの観戦に活用できそうです。
明るさは200ANSIルーメンで、フォーカス自動調整機能付きです。歪みなども40度の範囲であれば補正できるとのことです。
Android搭載
そしてFILMATICの売りはなんといっても防水規格IPX6をクリアし、多少雨に濡れても大丈夫なことです。ボディはメタルで覆われ、衝撃にも強いとしています。キャンプなど屋外アクティビティに持参するのにうってつけでしょう。FILMATICはワイヤレスでスマホなどと連携し、端末内のコンテンツを投影するのはもちろん、Androidも搭載しているのでスマホなどがなくてもYouTubeやNetflixのようなアプリを使うこともできます。
Wi-Fiが利用できない環境ではUSB-C経由で端末とつなげたり、メモリーカードなどを差し込んだりして映像を楽しめます。駆動時間は2時間半です。
スピーカー、ランタンとしても使えるFILMATICはKickstarterで資金調達を展開中で、記事執筆時点の出資額は2635香港ドル(約3万7000円)〜となっています。すでに目標額を達成し、6月11日まで出資を受け付けたのち、7月にも発送が始まる見込みです。
FILMATIC/Kickstarter