スマートフォンと紐づけることで、スマホで解錠して保存データにアクセスできるようになるというもので、厳重かつ手軽にデータを管理したい人にはうってつけのものとなっています。
不正アクセスを通知
データ保存にクラウドを利用する人は多いでしょうが、ハッキングなどを懸念して確実に手元で管理したいという場合もあります。そうした際のツールとして使えるのがSSDです。最近のSSDにはがロック機能付きのものがあり、それらの大半はパスコードなどを採用しています。しかしCléxiでは、スマホ経由でロック解除を行います。紐づけたスマホが近くにある場合、スマホにロック解除のためのボタンが表示され、タップするだけです。これはスマホそのもののロック機能を活用して安全性を確保しています。
加えて、万が一Cléxiを紛失して誰かがデータへ不正アクセスを試みた場合、所有者のスマホにノーティフィケーションがいき、所在地をマップで確認できます。データそのものも256-Bit AESで暗号化されています。
400MB/sでデータ転送
SSDとしての機能はというと、Type-Cケーブルを使うことで読み込み・書き込みスピードは400MB/sが確保され、容量は128GB、512 GB、1TBの3タイプが用意されています。また、コンパクトなのもCléxiのセールポイントで、78×47×11ミリと胸ポケットにも入るサイズ。重さはわずか18グラムです。
セキュリティを確保しつつ、日々のデータ管理を手軽なものにするCléxiは現在クラウドファンディングサイトKickstarterで資金調達を展開しています。記事執筆時点の出資額は128GBタイプが51カナダドル(約4600円)〜、512 GBタイプが90カナダドル(約8000円)〜、1TBタイプが159カナダドル(約1万4000円)〜となっています。出資は6月18日まで受け付け、7月の発送が予定されています。
Cléxi/Kickstarter