そのようなソーシャルネットワーク内で起こしたさまざまなアクションのデータを集約しているのが、ニューヨークにあるベンチャー企業「Timehop」だ。ソーシャルネットワークの歴史が古くなればなるほど、コメントや画像など、過去のデータは散失してしまいがちだが、社名と同じ名前を冠したiPhoneアプリ「Timehop」は、過去の自分のアクションについて、毎日emailで知らせてくれる。
たとえば2年前の画像の中に、友人が一緒に写っていたため、FacebookやTwitterで知らせて共有したいと思った場合、その過去データには固有のURLが付与されるようになっており、各ソーシャルネットワークの投稿、email内にそのまま貼り付けて、友人に見てもらうことも可能だ。
記憶から忘れ去られていたすばらしい出来事、思い出の詰まった画像、そういった過去の自分の軌跡を発掘し、新しい魅力として、今ふたたび提示してくれる「Timehop」は、1日1日を大切に過ごす、ひとつのきっかけとなるかもしれない。
Timehop