20%の処理速度向上を実現
Tiger Lake 50はIntel 第11世代プロセッサー(Tiger Lake)のi5-1135G7が搭載された高性能ミニパソコンです。第一弾のX400、第二弾のUM270と比較すると、重量とサイズは中くらい。重量は603gであり、サイズは149.6*149.6*55.5mm。片手に収まるコンパクトさで机に置いても全然場所を取らず、日常生活で想定されるあらゆるシーンに柔軟に対応します。
2020年9月に発表された第11世代インテルCoreモバイルプロセッサーは、演算性能・省電力性に優れたインテル社の上位CPU。販売会社によると「前世代からキャッシュメモリの増量やDDR4-3200メモリやPCIe 4.0にも対応により20%ほど処理速度が向上」しているといいます。
データ伝送速度が32Gbpsに
そのなかでも注目したい点は、ターボブースト時には動作周波数4GHz以上を実現していて、クリエイティブな作業にもしっかり快適に動作可能なこと。
Core i5-1135G7(4コア8スレッド、4.2GHz)は、10nm製造プロセスの「10nm SuperFin」を採用したインテル第11世代Coreプロセッサーの1つで、この中ではスタンダードな性能となります。内蔵されたIntel Iris Xe Graphicsは、軽めのゲームなら高画質でも余裕でプレイ可能で、中~重量級のゲームでも画質設定を下げれば快適にプレイできることも驚きです。
Thunderbolt 4は、2020年7月にIntel社が発表した高速I/Oインタフェース規格の最新版で、USB-Cで利用できる機能を包括的に提供。既存の規格である「Thunderbolt 3」より、PCI Express規格のデータ伝送速度が16Gbps(毎秒2GB)から32Gbps(毎秒4GB)に引き上げられることになり、4K映像表示×2画面/8K映像表示×1画面を対応できます。
2012 年に中国・深センにて設立されたミニ PC製品の開発から製造・販売まで一貫体制の海外メーカーであるMINISFROUM。初めてミニPCの購入を検討されている読者の方は、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
Makuake
(文・Takeuchi)