この「Muse」と呼ばれるアプリは、ミュージシャンのBT氏と、Berklee College of MusicのDr. Richard Boulanger氏が共同開発した。
ユーザーは、Leap Motionのコントローラーを用いて、中空で手を動かし音楽を演奏する。このコントローラーにはUSBのポートが付いていて、コンピューターに接続することが可能だ。
また、Leap Motion向けのアプリは、Airpsace app storeからダウンロードすることができるので、ユーザーはまず、専用アプリをインストールしておく必要がある。
準備が整ったら、早速動かしてみよう。ユーザーの手や指の動きは、正確に3D入力として変換される。「Muse」の画面上には、キューブ型のアイコンのようなものが表示されている。指をキューブの上で停止させることで選択をおこない、選択後、指を開くジェスチャーをすると演奏が開始される。
手を画面に近づける動作で、音色、パニング、エコー、音の残響を調節したり、画面を両方向にスワイプして、コードセット、ドローン、ドラムを追加したり、3種類のサウンドセットから選択することができる。
また、リズムパターンを重ねて、複雑なドラムグルーヴを作成することも可能だ。作成した曲や演奏を自動的に保存する機能もあるので、友だちとのセッションを楽しんだり、ライブ演奏で大いに盛り上がれそうだ。
Airpsace app storeには、すでに200以上のアプリがラインナップされている。「Muse」はMac OS X 10.7以降に対応、9.99ドルで提供中。
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