また、これまでの「REON POCKET」専用ウェア・ネックバンドに加え、複数のアパレルブランドから同デバイスに対応した8種類のアイテムが発売されました(予約販売含む)。
体温調節をサポート
「REON POCKET」は、ソニーのクラウドファンディングFirst Flightで成功を収め、2020年に一般販売を開始した製品。ペルチェ素子といわれるサーモモジュールを搭載し、冷温に対応した薄型の温度調節デバイスです。専用アプリからCOOL・HEAT・OFFの切り替えやレベル調節をしてデバイスの温度を調節し、体の表面温度を下げる(または上げる)という仕組み。ソニーによると、室温30度の部屋にて同デバイスをCOOLで起動したところ、安静状態で5分経過後にデバイス周辺の体表面温度が13度下がり、逆にHEATで起動した場合は体表面温度が8.3度上がったとのことです。
なお、アプリ操作以外にも、複数のセンサーで温度を自動調整する「オートモード」や自分好みの設定ができる「マイモード」、自動で冷却レベルを上下する「ウェーブモード」(COOLのみ)などがあります。
そんな「REON POCKET」の駆動回路を新設計し、吸熱性能を大幅に向上したのが「REON POCKET 2」。アプリで調整できるレベルが4段階に増えています(従来は3まで)。肌に接触する冷温部には、高強度かつ冷たさを伝えやすいステンレススティール「SUS316L」を採用。内部部品にはシーリングを施し、耐水性・耐汗性も進化させているようです。
対応ウェア、順次発売!
同デバイスの使用方法は、専用ウェアにある背中上部の格納ポケットに入れたり、専用ネックバンドに装着して首にかけたり。これまで、専用ウェアは東レインターナショナル株式会社が開発したものに限られていましたが、このたびアパレル5ブランドで8種類の対応アイテムが開発されました。「デサント」は、ゴルフウェアとTシャツを4月22日より販売中。「マンシングウェア」と「ルコックスポルティフ」はそれぞれゴルフウェアの、「エストネーション」のコレクションラインFFFは2タイプのTシャツの予約販売を4月22日より開始しています。「EDIFICE」は、ビジネスシャツとポロシャツを各2色、6月に販売予定のようです。
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(文・Higuchi)