そうしたユースケースを想定して開発されたのが大容量のモバイルバッテリー「ScoutPro」です。デバイス5台をつなぐことができ、しかもラップトップPC2台の同時充電に対応します。
100W出力のUSB-Cポート
巷には数多くのモバイルバッテリーがありますが、ラップトップPCに対応するものはそう多くありません。それはがPCが要する出力の規格を満たせないからです。その点、ScoutProは100W出力のUSB-Cポートを2つ搭載しています。つまり、ラップトップPCを2台同時に充電できることになります。
加えて、22.5W出力のUSB-A1つ、15W出力のMagSafe対応ワイヤレスチャージャーと2.5W出力のApple Watch専用チャージャーを1つずつ備えていて、計5台のデバイスの同時充電が可能。
ただし、総出力は240Wとなり、出力の大きなラップトップ2台をつなげたら、必然的に残り3台は比較的出力が小さなガジェットとなります。
容量は2万4000mAh
複数のデバイスの充電となるとそれなりのバッテリー容量が必要となりますが、ScoutProは2万4000mAhとたっぷりあります。また、コンセントにつなげてScoutProそのものを充電しながら、ScoutProでデバイスを並行充電するパススルー機能も搭載しています。ちなみにScoutProは約2時間でフル充電できます。スマホやタブレット、ラップトップPC、デジカメ、イヤホン、ゲームコンソールなど身の回りのあらゆるガジェットに対応するScoutProは現在クラウドファンディングサイトKickstarterで資金調達を展開しています。
すでに目標額は達成し、記事執筆時点の出資額は129ドル(約1万4000円)〜となっています。申込期限は5月7日で、今年7月の発送が予定されています。
ScoutPro/Kickstarter