サービスにより利用料は異なりますが、毎月定額を支払うことで、小説・実用書・雑誌・マンガなどさまざまなジャンルの電子書籍を読み放題で楽しむことができるのが特徴です。
認知率は全体で8割以上
LINE株式会社が運営するLINEリサーチは、日本全国の18〜59歳の男女を対象に、デジタル化やペーパーレス化が進む現代で注目が注目が高まる「電子書籍の定額読み放題サービス」の現状の認知率や利用率、今後の流行予想などについて調査を実施しました。調査期間は3月17日~22日で、同社が同社が保有する約540万人の国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤としています。「電子書籍の定額読み放題サービス」の認知率は全体で83%という結果になりました。一方で、「知っているし、使っている」と回答した方は全体で9%。また「知っているし、以前使っていたが、いまは使っていない」を含めた利用経験率は全体で15%。
ここからわかることは、「電子書籍の定額読み放題サービス」は男女年代を問わず、全体的に8割前後の高い認知率であるという点です。しかし、実際に利用している人の割合はまだ十分に普及しているとは言えない水準にあります。
マンガが圧倒的に人気
続いて「電子書籍の定額読み放題サービス」を実際に使うとしたら、どのジャンルの本を読み放題したいかについて質問です。全体のなかで上位に位置したのは「マンガ」で約7割、次いで「雑誌」が約5割、「小説 / 実用書」が約4割と続きまました。やはり日本のお家芸ともいえる「マンガ」は男女ともにトップで、特に10~20代では8割弱と圧倒的な人気があります。一方で、「雑誌」も男女差はみられず、10~20代より30~50代での割合が高いという結果になりました。
ほんの数年前までは、本や雑誌を読むとすれば書店で購入するのが常識でした。しかし、ビデオストリーミングなどと同様に近い将来は「電子書籍の定額読み放題サービス」が私たちの生活により根付いているかもしれません。
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(文・Takeuchi)