FreeBudsシリーズのエントリーモデル
まずは、アクティブノイズキャンセリング(ANC)搭載の完全ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds 4i」。2019年に発売のFreeBudsシリーズのエントリーモデルとして登場した同製品は、市場想定価格9,680円(税込)にて販売されます。22,000円を超えるシリーズ最上位モデル「HUAWEI FreeBuds Pro」と比べ、かなりお手頃な製品と言えるでしょう。安価ではありますが、機能・性能は充実しています。雑音の多い場所でもクリアな音を楽しめるANC機能や、ユーザーの声を通話相手にクリアに届けるデュアルマイクの通話ノイズキャンセリング機能、イヤホンを付けたままで周囲の音を取り込める外部音取り込みモード、音楽の再生・通話・ANCのON/OFFをタッチ操作でできるセンサーなどが快適で安全なUXを実現してくれるようです。
また、フル充電の状態でANCをOFF、音量を50%、AACモードを有効にした場合、約10時間の連続音楽再生が可能な強力なバッテリー性能も魅力。急速充電に対応しているのも便利そうです。その他、長時間装着でも快適な設計や10mmのダイナミックドライバーと高感度ポリマー振動板による高音質なサウンドも特徴と言えるでしょう。
同製品は、2021年4月20日よりセラミックホワイトとカーボンブラックのカラーを、5月以降にレッドを発売予定。現在、同製品が当たるキャンペーンを実施しているようです(詳しくは下記リンクから)。
HUAWEI FreeBuds 4i
タブレット「MatePad T」の新モデル2機種
次に、4月23日に発売されるタブレットのエントリーモデルシリーズ「MatePad T」の新モデル「HUAWEI MatePad T10」と「HUAWEI MatePad T10s」。「T10」が23,980円(税込)、「T10s」が27,280円(税込)と低価格ながら充実したエンタメ性能を搭載した製品となっています。両モデルに共通するのは、Wi-Fiモデルであることと、ディスプレイが「ブルーライトカットモード」や紙の本を読んでいるかのような体験ができる「eBOOKモード」に対応していること、HUAWEI独自のサウンドシステム「HUAWEI Histen 6.1サウンドエフェクト」や「キッズモード」を搭載していることなどが挙げられます。また、横画面にして対応アプリを2画面で表示するスクリーン分割機能も画期的な機能として注目ポイントとなりそうです。
ディスプレイは、「T10」が約9.7インチで解像度はHD以上、「T10s」が約10.1インチで解像度はフルHD以上。加えて「T10s」にはHUAWEI独自の画像処理テクノロジー「HUAWEI ClariVu」を搭載し、より鮮明な映像が楽しめるようです。
「HUAWEI Histen 6.1サウンドエフェクト」により両モデル共に、低音域や音量レベルに応じた周波数パラメータを自動補正したり、9.1chサラウンドセットアップによりバーチャル3Dサウンド効果を体験できたりと迫力のステレオサウンドを楽しめますが、「T10s」には老舗スピーカーブランド「Harman Kardon」によるサウンドチューニングが施され、タブレットとは思えないサウンドが響くといいます。
「キッズモード」では、使用コンテンツやアプリの制限や悪い姿勢が継続された場合にアラートを表示する「姿勢アラート」などの機能を使うことが可能です。さらに「T10s」では、子どもの顔とタブレットとの間の距離を測る「近距離アラート」、視聴環境の明暗をチェックする「明るさアラート」が使えます。加えて、スリムで軽量なため、大人から子どもまで幅広いユーザーが楽しめる1台となっているようです。
「MatePad T」新モデル
「HUAWEI MatePad」の新モデル
続いて、2020年6月に発売した「HUAWEI MatePad」のメモリやCPUをバージョンアップさせた新モデル。市場想定価格33,880円(税込)で4月23日より販売が開始されます。今回の新モデルは、メモリをRAM4GB・ROM64GBに増量、CPUをHUAWEI Kirin 810オクタコアからHUAWEI Kirin 820オクタコアにバージョンアップ。加えて、充電速度の向上やWi-Fi6への対応などより快適に使える1台となっているようです。
約10.4インチの2K高精細ディスプレイと、4つの高出力スピーカーから響く「Harman Kardon」監修のサウンドチューニングを施したサウンドはエンタメ視聴にも最適。また、4つのマイクと約800万画素のワイドアングルカメラにより、オンライン会議や通話、オンライン授業などでも快適な環境を実現してくれるといいます。その他、「キッズモード」や「eBOOKモード」を搭載するなど、さまざまなシーンにマッチする製品と言えるでしょう。
その中でも、タブレットでイラストを描きたいという人におすすめのポイントがタッチペン「HUAWEI M-Pencil」(別売り)に対応しているということ。最大4,096段階の筆圧感知により、より繊細なイラスト描写を実現するといいます。
なお現在、ファーウェイコミュニティーやSNSなどで発売記念キャンペーンを実施中のようです。
HUAWEI MatePad
「HUAWEI WATCH FIT」エレガントエディション
そして、2020年10月に発売したスマートウォッチ「HUAWEI WATCH FIT」シリーズのエレガントエディション。同製品は、ボディにステンレススチール、バンドにフルオロエラストマーを使用するなど従来の製品より上質な素材を採用しているのがポイントです。カラーバリエーションはフロスティホワイトとミッドナイトブラックの2色。Amazon限定モデルとして、市場想定価格19,800円(税込)で4月23日より販売される見込みです。「HUAWEI WACTCH FIT」は、2021年1月より、血中酸素の常時測定に対応。常時測定機能を有効にすることで、血中酸素レベルが設定値よりも低く測定された場合に振動アラートが発せられるようになりました。他にも、「心拍モニタリング」「睡眠モニタリング」「ストレスモニタリング」「月経周期トラッキング(Androidのみ)」という機能を有し、健康管理をサポートしてくれます。
また、内蔵のGPSでウォーキングやランニングなどの位置データをリアルタイムに記録したり、屋内・屋外のランニングやサイクリング、プール、ローイングなど11種類のワークアウトに対して、プロスポーツモードを起動したりとユーザーのトレーニングやスポーツをより充実したものにしてくれるようです。なお、ワークアウトは既存のものの他、HIIT、ヨガ、ピラティスなど85種類以上を追加することも可能とのこと。
同モデルからの新機能としては、NFCに対応するファーウェイスマートフォンからワンタッチで写真を転送し、盤面にカスタマイズできる「Huawei Share OneHop」への対応や、月の満ち欠けや潮汐などの環境情報の表示などが挙げられます。
このように、健康管理や運動促進に役立つ機能の他にも、メッセージ通知、天気情報、スマートフォン探索、アラーム、懐中電灯、リモートシャッターなど生活のあらゆるシーンで便利な機能が充実しているのも魅力でしょう。
HUAWEI WATCH FIT エレガントエディション
スマートバンド「HUAWEI Band 6」
最後は、スマートバンド「HUAWEI Band」シリーズをバージョンアップした「HUAWEI Band 6」。同製品は上記の「HUAWEI WATCH FIT」シリーズと同じく、健康管理やワークアウトの記録などに役立つスマートバンドですが、ポイントとなるのは抑えめの価格帯でしょう。今回は、4月30日よりグラファイトブラックを、5月以降にサクラピンク、フォレストグリーン、アンバーサンライズカラーを市場想定売価8,580円(税込)で発売すると発表しています。同製品は、「心拍数モニタリング」「睡眠モニタリング」「ストレスモニタリング」などの健康管理機能や、11種類のプロスポーツモードと85種類のカスタムワークアウトモードなど、「HUAWEI WACTCH FIT」と同等の機能を実装。以前のモデル「HUAWEI Band 4 Pro」にはなかった「血中酸素の常時測定」や「月経周期トラッキング(Androidのみ)」も搭載しています。
その他、着信やメッセージの確認、天気情報、リモートシャッター、アラーム、タイマーなどの便利機能や豊富なウォッチフェイスのデザインなども魅力のひとつでしょう。
HUAWEI Band 6
どこで買える?
今回紹介したHUAWEI新製品のうち、Amazon限定モデルとなっている「HUAWEI WATCH FIT」のエレガントエディション以外は、家電量販店やECサイトなどで販売される見込みです。家電量販店は、株式会社エディオン、株式会社ケーズホールディングス、上新電機株式会社、株式会社ノジマ、株式会社ビックカメラ、株式会社ヤマダ電機、株式会社ヨドバシカメラなどで、製品によってはWebのみの販売や一部店舗のみの販売という場合もあるようです。
(文・Higuchi)