今回紹介する「J-Cube」は、MacBook Proの小型スタンドで、快適にタイピングできるようにしつつUSB-Cハブも搭載するスグレモノだ。
傾斜7.7度
J-CubeはMacBook Pro 2016年以降のモデルで使用できる。名称からも想像できる通り、キューブ状デザインで2つのパーツから構成される。使うにはパーツをラップトップPCのヒンジ近くの両コーナーにそれぞれ取り付けて使う。大きさ6×6×4センチのJ-CubeにMacBook Proを載せるとタイピングがしやすくなる7.7度の角度ができるという仕組みだ。
充実のポート8つ
角度がつけられること自体は本の上に載せたりするのとそう変わらないが、J-Cubeのセールスポイントはハブ機能を備えていることにある。J-CubeをMacBook Proに取り付ける際はMacBook Pro両サイドにある計4つのUSB-Cポートにつなぐが、そうすることでJ-Cube搭載ポートにアクセサリをつなげてPC作業に活用できる。ポートの内訳はというと、Thunderbolt 3 USB-Cが2つ、USB 3.0が3つ、そしてUSB-CとHDMI、Ethernetがそれぞれ1つずつだ。HDMIは4Kに対応し、USB 3.0のデータ転送速度は5Gbpsとなっている。
これだけ揃っていると、スマホやUSBドライブ、モニター、デジカメなどさまざまなデバイスやガジェットに対応する。
また、使用しないときは2つのパーツを内蔵マグネットでくっつけて収納できるのも何気に気が利いている。
J-Cubeは現在クラウドファンディングサイトKickstarterで資金調達を展開中で、記事執筆時点の出資額は55ドル(約6000円)〜となっている。出資は5月13日まで受け付け、その後すぐに発送される見込みだ。
J-Cube/Kickstarter