フロントタイヤが2輪に
個人の移動手段として、アシスト自転車や電動キックボードが多く使用されるようになってきているが、販売会社のokada.coによると、「二輪であるためバランスが悪く転倒してしまう可能性もある」という。「ilark」は、フロントタイヤにツイン(2輪)を採用することで、バランスを考慮したモーターサイクルだ。同社は「十分なバンク角を確保しつつ強力なグリップ力でコーナーリング、操作性をスムーズにした」という。バッテリー充電専用アダプターを一般家庭用コンセントに接続すると充電が可能だ。充電状態はインジケーターにて確認でき、出先でも一般家庭用コンセントがあれば車体にダイレクトに接続充電できるという。
180Wモデルの充電は3時間で完了し、持続走行距離は25km(時速25km測定)におよぶ。180Wモデルは車道走行仕様ではないため、車道での走行はできない。一方で、400Wモデルは充電時間は5.5時間で持続走行距離は35km(時速25km測定)だ。さらに、400W公道走行仕様モデルは道路運送車両法の保安基準に適合装備しており、車道での走行が可能。
職場でも安全に使える
総重量28kgの「ilark」は、折畳式という点が大きなメリットだろう。そのコンパクトさゆえ、自動車のトランクにも楽に収納することができる。さらにプライベートだけではなく仕事現場でも利用可能だ。例えば、広い倉庫・工場・敷地内を効率よく移動できる。ゴールドトライアングル構造だから単独で倒立でき、駐車スタンドも必要ない。「ilark」の特徴は他にもある。車体上のディスプレイには150幅LCD画面を採用し、バッテリー残量や走行速度などを表示。okada.coは「クリアで安定した表示で運転情報、車両情報が一目でわかります」と強調する。また、キーレスキーでセキュリティロックと解除が可能な点も見逃せない。盗難防止センサーが搭載されているので、不審な刺激や振動があれば、自動的に警報ブザーが大音量でなり未然に犯罪を防ぐことができるのだ。
「安定感」と「スムーズな走行」の両方を実現するモーターサイクル「ilark」。気になる読者はぜひチェックしてみてほしい。
Makuake
(文・Takeuchi)