新型コロナウィルスの影響でこれまでのような工場見学の実施が困難となるなか、安全に展示室・工場内の面白さを伝えたいという想いから誕生したVRコンテンツだ。
お札ができるまでを見学!
同コンテンツは360度カメラと3Dスキャナーを用いて撮影され、ユーザーは現地を歩いているような感覚で楽しむことができるという。「VR展示室」の中央には、巨大な1万円札が置かれ、傾けると光沢が出る「パールインキ」や額面の文字や数字に使われている「深凹版印刷」、傾けると文字が浮き上がる「潜像模様」などお札製造におけるさまざまな技術の解説を見ることが可能。そのほか、お札の製造工程(原図・原版)を動画で見たり、同局が発行する「官報」の資料を見たりもできる。
「VR工場見学」では、通常入ることができない製造現場に入り、印刷機やホログラムを貼り付ける機械の近くで、製造工程の動画を見ることができるなど、VRならではの体験が可能だ。
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リプロネクストの取り組み
リプロネクストは、実写VRコンテンツ制作・オリジナルVRゴーグル制作などを通じ、リアルを届けるWebマーケティング事業を展開中。特に、リアルな体験に制限が生まれた2020年から2021年にかけ、さまざまなコンテンツ制作などに取り組んできた。例えば、「nukunukuオンライン料理教室」のリリース、新潟大学や新潟職業能力開発短期大学校などのバーチャルキャンパスツアー制作、「高遠城址公園 バーチャルお花見 ゴーグルキット」開発、プロバスケットボールチーム新潟アルビレックスBBのオフィシャルバーチャルショップ開設など、幅広い分野でバーチャル体験を提案している。
PR TIMES
(文・Higuchi)