複数のデバイスを同時に使うシーンにあると便利なチャージャーがクラウドファンディングサイトKickstarterに登場した。

香港のスタートアップが開発した「YeeTeng」。100W出力のPD給電ポートや4K対応のHDMIを搭載し、パソコン作業の効率アップに貢献するチャージャーだ。

デバイス3台を同時充電

デスクトップやノートパソコン、モニター、タブレットなど複数のデバイスを同時に使って作業を行うときにYeeTengは特に活躍する。

最大の売りは100 W出力PD給電のUSB-Cポートを2つ搭載していること。つまり、MacBook Pro2台を同時につなぐとことができる。

もちろんタブレット端末やスマホ、Nintendo SwitchなどUSB-C対応のデバイスならなんでもつなげられる。そしてUSB-Aポートも1つ備えるので、デバイス計3台の同時充電が可能だ。

データ転送速度はというと、USB-Cポートの1つが10Gbp、USB-Aポートの方は5Gbpsだ。

GaNで小型軽量化

加えて、YeeTengにはHDMIポートもある。4K@60Hzに対応し、高品質のビデオをモニターやテレビなどに出力するのに使える。映像を取り扱う機会が多い人は特に重宝しそうだ。

また、YeeTengにNintendo Switchとモニターをつなげ、大きなスクリーンでゲームを楽しむという使い方もありだろう。

4-in-1のYeeTengはGaN（窒化ガリウム）テクノロジーを採用し、小型軽量化を図っているのもポイント。サイズは10×11×2センチ、重さ150グラムで出先にも十分携帯できる。

Kickstarter での出資額は記事執筆時点で509香港ドル（約7200円）〜。すでに目標額は達成し、5月7日まで出資を受け付けたのち、6月にも発送される見込みだ。

YeeTeng/Kickstarter