aidea株式会社（以下、aidea）は、屋根付き電動3輪バイク「AAカーゴ」シリーズの新機種として、原付一種の「AAカーゴ α8」と原付二種の「AAカーゴ β8」を2021年4月8日に発売。「AAカーゴ β8」は、郵便配達用車両として日本郵便株式会社に納入された。

安心で便利、そして美しい。「AAカーゴ」シリーズとは？

「AAカーゴ」は、安心で便利、配送業務に最適な電動3輪バイクを目指し、開発された。現在は、日本マクドナルド株式会社などでも導入されている。

日本経済新聞社主催の「2020年日経優秀製品・サービス賞」では、最優秀賞を受賞。環境負荷の軽減に貢献できるEVであることや、3輪ならではの走行安定性が高く評価された結果だった。

また、機能性の高さだけでなく、その美しいデザインも見る者を楽しませる。実際aideaの製品は、イタリアでデザインされ、日本の厳しい品質管理のもと生産されているという。2018年には、外観だけではなく、優れた機能がもたらす社会的意義が認められ、グッドデザイン賞を受賞した（同型車 ADIVA AD-Cargoとして。ADIVAはaideaの前身）。

今回新たに発売された「AAカーゴ α8／ β8」は、7.7kWhという大容量リチウムイオンバッテリーを搭載することで、従来の課題だった走行可能距離の短さを解消。さらに、4輪車と2輪車の良い点を併せ持つ独自の車体構造が特徴的だ。

物流業界の “ラストワンマイル問題” の解決を

近年のEC市場の拡大により、注目を集めている物流業界の “ラストワンマイル問題 ”。宅配サービスの取扱量の増加によって生じる人手不足や業務効率の低下といった問題だ。

今回新しく発売された「AAカーゴ α8／ β8」は、運転者の負担の軽減といった利便性や、業務効率向上も追求することで、 “ラストワンマイル問題” の解決も目指している。

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aidea 「AAカーゴ」

（文・和泉ゆかり）