その点、現在米国で開発中の「Spor」は手のひらサイズで、日常で使いやすいものとなっている。
大きさは8.2センチ四方、厚さ2.4センチ。バッテリーの容量は5300ミリアンペアとなっている。複数のSporをつないで容量を大きくすることも可能だ。
Sporのバッテリーを太陽光でフルチャージするには約50時間、そしてSporでiPhoneのフル充電には1.5時間かかる。
なので、急いでいるときにはまったく向かないが、日中日当りのいいところにSporを“放置”したり、アウトドア時のバッグなどに取り付けたりしておいて、夜寝ている間に端末をつないで充電する、といった使い方が向いていそうだ。
エコではないが、Sporをコンセントにつなぐと2、3時間でフル充電でき、シンプルに外付けバッテリーとして活用するのもありだろう。ちなみに、室内の照明でも充電可能という。
もう1つ、Sporの特徴は端末を2機同時につなげること。一緒にいる友人や家族の端末も充電してあげることができる。
現在キャンペーンを展開しているKickstarterでは40ドル出せば入手できる。Sporには、曲げ伸ばし自由でSporを立てたりすることができるケーブルもついてくる。キャペーンは6月30日まで。
Spor