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巨大4面LEDパネルとdisguise vx2を設置したクリエイティブスタジオ「BLACKBOX³」

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THECOO(ザクー)株式会社は、2021年3月にベータオープンしたクリエイティブスタジオ「BLACKBOX³(ブラックボックス)」を4月8日にグランドオープンした。

ここは、創作への渇望を抱くクリエイターのために「さまざまなクリエイターが集い、コラボし、共創して、カタチにする場を作りたい」という想いを込めて開設されたスタジオ。ミュージシャン・アーティスト・ダンサー・俳優・インフルエンサーなどジャンルを超えたクリエイターが集まれば、何かとんでもないモノが誕生するかもしれない。

巨大4面LEDと「disguise vx2」

「BLACKBOX³」は、地上1階・2階のフロアに4面LEDパネルを常設した「BOXスタジオ」、アンティーク調の「BRICKスタジオ」の2つのスタジオを併設。

9m×4m×4mの巨大LEDパネルとメディアサーバー「disguise vx2」により、XR映像などを撮影することが可能だ。もちろん、オンライン配信やMV撮影などに必要な照明・カメラ・映像などの設備も完備している。

スタジオの利用は、同社のコミュニティ型ファンクラブ「Fanicon(ファニコン)」、オンラインライブ配信サービス「Fanistream(ファニストリーム)」を利用する場合は無料となるようだ。

THECOOについて

THECOOは、Google出身の平良真人氏を代表取締役CEOとして2014年1月に創業。以来、オンラインマーケティングのコンサルティング事業、インフルエンサーマーケティング事業、先述の「Fanicon」「Fanistream」といった事業を展開している。

2017年12月にローンチされた「Fanicon」は、アーティストなどとファンがアプリ上で密につながれるサービスとして、順調に会員数を伸ばし、現在は2,000以上のコミュニティが開設されているという。

また、新型コロナウィルスの影響を強く受けた音楽業界の打開策として、2020年3月に「#ライブを止めるな!」プロジェクトを立ち上げ、オンラインライブ配信サービス「Fanistream」を開始するなどアーティストの支援に取り組んでいる。

これらのサービスは、アーティストとファンをつなげエンゲージメントを高めること、ひいては音楽業界に新たな体験をもたらし、最終的にアーティストの支援につなげることを目的としたものだった。このたびの「BLACKBOX³」は、アーティストが作品を「創る」段階をサポートしようというもの。最新のテクノロジーを駆使した、これまでにない驚くべき作品の誕生に期待している。

なお、Techable(テッカブル)では、2019年1月2021年2月の2度にわたり、同社代表の平良氏にインタビューを行っているので、興味のある方はぜひ読んでみてほしい。

PR TIMES

(文・Higuchi)

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