さまざまな醸造所でつくられた、いろいろなレーベルの地ビール。今自分が手に取っているビールが、本当に正規の地ビールなのか、よくわからないという不安もあるかもしれない。アメリカでも近年、地ビールに対する注目が高まっているようだが、人々のそんな不安を解消してくれそうな、「Craft Check」というiOS向けアプリがローンチされている。
ユーザーはアプリを使って、ビールに付いているバーコードをスキャンするか、あるいは醸造所の名前で検索をかけることができる。すると、“Brewer’s Association definition of American Craft Brewery”という団体のデータベースを参照して、ユーザーにそのビールが正規の地ビールなのかどうか教えてくれる。
このデータベースは、新規の醸造所の参画や飲料業界における変化を反映して、毎月更新されていくという。ユーザーは結果をTwitterやFacebookでシェアして、メンバーと知識共有したり、話題にして楽しめそうだ。
「Craft Check」は現在のところiOS版のみ0.99ドルで提供中だが、Android版の開発も進められているという。地ビール産業を盛り上げていきたい、あるいは特定の醸造所を応援したい地ビールファンなら、このようなアプリをぜひ活用したいところ。日本版のローンチが期待される。
Craft Check