今回の実証実験が目指すことは?
今回の実験で利用されているLfe is Styleの3Dホログラムディスプレイ「3D Phantom®️」は、過去にTechableでも紹介した通り、専用メガネ等がなくても、インパクトのある3D映像を体験できる技術だ。商業施設や店舗開発、DX等、様々な分野・場所での活用が期待されている。しかしながら、今日、3Dのホログラムサイネージの活用を目にすることはそう多くない。そして、その効果を数値化した事例はまだないのが現状だ。今回の実証実験では、3Dホログラムサイネージの接触数と、人の流れの可視化を目指す。結果、広告媒体の価値を定量的に測ることが可能になり、費用対効果の分析に変化がもたらされることが期待される。
また、3Dホログラムサイネージが配信する斬新な映像が、どれだけ多くの通行人を引きつけ、店舗への送客につなげられるかにも注目が集まる。
3Dホログラムサイネージの活用促進に
今回の実証実験により、広告・PR媒体の費用対効果を測定することが可能と証明されれば、3Dホログラムサイネージの活用促進につながる。同時に、より多くの人たちに「体験型広告」を楽しんでもらえるようになるだろう。PR TIMES(1)
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(文・和泉ゆかり)