ランニングのスピードや距離といった運動量、睡眠時間や心拍などの健康データ、摂った食事のカロリーなど、それぞれの用途ごとにガジェットやアプリを使い分けている人もいるのではないだろうか。
そうして得られたデータを一元的に管理できるのが、このほど登場したアプリ「Nudge」だ。1日の終わりには、収集したデータを総合的に分析し、どういった点をもっと改善したらいいのかなどをフィードバックしてくれる。
現在、Nudgeが同期できるのはガジェットタイプだとFitbitとUp。アプリタイプはRunkeeper、Moves、MapMyFitness、Stravaとなっている。近く、さらに加わる見込みだ。
同期させたガジェットやアプリのデータは、Nudgeのログにすべて記録される。ログは「アクティビティ」「食べ物」「睡眠」「体重」など7つのカテゴリーに分けられ、食べ物の中身や体重などはユーザー自身で入力しなければならないが、そのほかのデータは自動的にアップされる。
そうしたデータを元に、どれだけ健康的かを示すスコアが1日の終わりに表示される。スコアはWHOの基準や、医師やフィットネス専門家によるアドバイスに照らし合わせて算出され、自身の生活を総合的に見直すきっかけになりそうだ。
また、ユーザー同士が情報交換できる「Club」や、友達をつくる「Friends」など、ソーシャル機能も用意されているので、これらはモチベーション維持に活用したらいいだろう。
ダウンロードは無料となっている。
Nudge