プロデュースからマネタイズまで
「NAG」は、著名人がデジタル上で活躍するための「分身」ともいえるキャラクターのプロデュース・ディレクション・制作・運用・マネージメントを行う組織。さらには、両社の有するIP(知財)の知見・ノウハウを活かしたキャラクターIPによるマネタイズのサポートまでをトータルに提供するという。いまのところ、幅広いジャンルのタレント・アーティストによるMVや配信コンテンツを展開予定。今後は、さまざまな企業と提携し、クリエイティブ・テクノロジー・エンターテイメントへの深い知見を持ったチームによるエンターテイメント領域のDXを推進していきたいとのことだ。
セミリアリスティックな見た目が特徴
「NAG」において、デジタルキャラクター制作に活用されるのがアタリ開発の「Virtual Gemini(バーチャルジェミニ)」。アタリはこれまでも、「ハイパーリアル」「セミフォトリアル」「アバター」などバリエーションのあるバーチャルヒューマンのプロデュース・制作に取り組み、肖像のDX化・IP化を推進してきた。ちなみに「ハイパーリアル」となると、もはやリアルな人間と見間違えるほどだ。
そんなアタリが開発した「Virtual Gemini」は、実在する人物の双子のようなデジタルキャラクターを作り出すサービス。「Virtual Gemini」により生まれたデジタルキャラクターは、独自のメソッドを活用したセミリアリスティックな見た目が特徴的だ。また、リアルタイムでも動かしやすい仕様になっており、バーチャル空間などでのコンテンツ運用・マネタイズを実現しやすいというものポイントだろう。
タレント・アーティストがリアルとバーチャルという2つの舞台を持つことで、パフォーマンスの幅が広がったり視聴者の見方が多様化したりと新たなエンターテイメントが生まれてきそうだ。
PR TIMES(株式会社ツインプラネット)
PR TIMES(株式会社アタリ)
(文・Higuchi)