そんな「b8ta」が、出展企業からの声を受け2020年1月に打ち出した新たなビジネスモデルが複数企業で出展するポップアップストアだ。1企業あたりの出展コストを抑えつつ、さまざまな地域であらゆるユーザーにアプローチできるというメリットがある。
その第1弾として、福岡市内の商業施設3拠点(博多阪急、MARK IS福岡ももち、イムズ)にて順次展開していくことが決定していた。そしてこのたび、福岡のポップアップストアでの商品ラインナップを公開。常設2店舗での人気ガジェットやb8ta初出品のアイテムなどが並ぶようだ。
常設店にも登場した商品
では、ラインナップのなかから、常設店にも登場した注目商品を一部紹介しよう。まずは、電動キックボードの新ブランド「Meister F(マイスターエフ)」の公道走行モデル「MF-EKRA01-BK」。同製品は、有楽町店にて試乗もできる展示・予約販売を行っている。
次に、株式会社MiraArc(ミラアーク)の極小スピーカーとウーファーを搭載したクラシックメガネ「Fauna Audio Glass」。同製品は、Makuakeにてプロジェクトを実施し、目標額1171%を達成した。2021年2月1日~3月31日には有楽町店でも展示されている。
さらに、2020年に期間限定で有楽町店に出展した匂い測定デバイス「noseStick」。匂い分子のパターンを識別する「MEMSチップ」を搭載し、スマートフォンに挿すだけで匂いを識別できるという。
そして、「CES 2021」のロボティクスカテゴリーにおいて「Best of Innovation Award」を受賞したVanguard Industries株式会社のAIペットロボット「MOFLIN(もふりん)」も出展予定。こちらの製品も有楽町店にて体験可能だ。
そのほかユニークな商品が目白押し
上記の商品以外にも、ラインナップのなかには魅力的な商品がある。例えば、凸版印刷株式会社とVesCir社が共同開発したスキンケアサービス「SkinCatch」。肌の状態を4項目で測定する同サービスは、本来は化粧品関連企業向けだが、今回のポップアップストアでは一般消費者が実際に肌診断を体験できる。
また、株式会社ミクシィのVantageスタジオが開発した手のひらサイズのロボット「Romi」も登場。これは、英会話を含む自由な会話とさまざまな機能でユーザーに癒やしを与えたり、生活を便利にしたりできる製品だ。これらは以前Techable(テッカブル)でも取り上げている。
そのほか、鏡面にフィットネス動画をオンデマンド配信できるミラー型オンライントレーニングデバイス「Fitness Mirror」や、iPadと付属のパーツを使って5つのゲームで遊びながら学ぶ「Osmo Genius Starter Kit for iPad」、好きな写真や絵画の色彩などを精緻に表現して飾れるデジタルキャンバス「Meural Canvas II」など興味深い商品が登場するようだ。
デジタルスタンプラリーも実施
福岡でのポップアップストアは、2021年4月14日~27日に博多阪急4階 ステージ4で、4月29日~5月9日にMARK IS 福岡ももち2階 ももちステージで、5月19日~30日にイムズ B2F イムズプラザで開催予定。なお今回は、ボールドライト株式会社が提供するデジタルスタンプラリーシステム「プラチナラリー」を一部カスタマイズしたスタンプラリー型のアンケートを実施するとのこと。来場者はノベルティと交換可能なスタンプラリーで楽しみながら展示ブースを回遊でき、出展企業はそのアンケートデータを受け取ることができるという。
PR TIMES