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個人間カーシェア「Anyca」、スマホで施錠・解錠できる「AnycaKEY」の提供開始

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個人間のカーシェアサービス「Anyca(エニカ)」を運営する株式会社DeNA SOMPO Mobilityは、スマートフォンで車の施錠・解錠ができるシステム「AnycaKEY(エニカキー)」を開発。2020年12月より、同システムを導入したいオーナーを募集し、2021年3月29日時点で430台の申し込みがあったという。

そしてこのたび、「AnycaKEY」の提供を開始。約300車種に対応した「AnycaKEY」を活用することで、個人間カーシェアの利便性向上と非対面シェアの実現が期待できそうだ。

「AnycaKEY」の仕組み

「AnycaKEY」の大きな特徴は、取付工事不要の専用キーボックス(FREEKEY BOX)をトランクや助手席などのスペースに設置するだけで導入できるという点だろう。これにより、従来の工事が必要な受け渡し用機器に対応していなかった車種でも非対面カーシェアが実現する。

仕組みとしては、アプリの操作で動作するキーボックス内の物理的な装置が、ボックスに入れた車のカギのボタンを押すことで施錠・解錠するというもの。

ドライバーは、アプリで車を解錠後ボックスからカギを取って車を使用し、返却時はカギをボックスに戻してアプリで車を施錠するという流れだ。なおカーシェア前後には、クルマのキズを目視で確認し、アプリに記録を残すという作業が必要となる。

「AnycaKEY」の導入により、貸し借り時のスケジュール調整が不要となり、よりスムーズなカーシェアが実現するかもしれない。もちろん、昨今の非対面ニーズを満たしたサービスであることも大きなポイントだろう。

高級車からファミリーカーまで

先述の通り、「AnycaKEY」は約300車種に対応している。メルセデス・ベンツやポルシェ、BMW、アウディ、レクサスなどの高級車をはじめ、日産のキューブや英国MINIといったコンパクトカー、トヨタのハイエースやノアなどのワンボックスカーなど各車種のさまざまなクラス(タイプ)・年式に幅広く導入可能だ。

ただし、「AnycaKEY」導入の車は、オーナーの申し込み状況によるため、常に約300車種が利用できるわけではないとのこと。また、実際に「AnycaKEY」でシェアできるのはドライバーとの関係性などを踏まえオーナーが承認した場合に限られるようだ。

PR TIMES(「AnycaKEY」提供開始)
PR TIMES(「AnycaKEY」オーナー募集開始)

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