この製品は、同社が提供する育児記録アプリ「パパっと育児@赤ちゃん手帳」から収集したデータをもとに開発した機能などを実装し、育児中の大きな悩みでもある「赤ちゃんの寝かしつけの問題」の解決をサポートするもの。「CES2021」では、Innovation Awardsを受賞している。
生活リズム形成を「光」でサポート
同製品は、人間が朝日を浴びることで生活リズムを調整するということに着目し、自ら動けない赤ちゃんに太陽光を模したLED光による刺激を与え生活リズム形成をサポートしようというもの。搭載したLEDが設定時刻の5分前から徐々に明るくなり、一定時間が経過するともっとも明るくなるという朝日のような演出で赤ちゃんの起床を促すという機能がある。このとき、最大に光ったタイミングで音をならすこともできるようだ。ちなみに、この光での目覚ましは大人にも有効だという。
目覚ましのときに使用する「目覚まし灯」とは別に、寝かしつけのときに利用するブルーライトをカットした「夜間灯」というモードもある。生活リズムを乱すとされる夜間のブルーライトをカットした光で読み聞かせや授乳、オムツ交換などを行うことができるのもうれしい機能だろう。
そのほかの便利な機能
同製品は、「光」以外にも赤ちゃんの最適な睡眠をサポートする機能を搭載している。例えば、AIによる「推奨起床時間」の表示。これは、同製品に「寝かしつけ開始時間」「寝た時間」「起きた時間」を記録することでAIが赤ちゃんの睡眠記録を学習し、起床の最適なタイミングを提案してくれるという機能だ。ワンタッチで提案された時刻で目覚まし設定することも可能。この機能は、「パパっと育児@赤ちゃん手帳」のデータをもとにした国立成育医療研究センターとの共同研究のなかで開発されたようだ。
また、「パパっと育児@赤ちゃん手帳」などですでに提供されている「泣き声解析機能」も便利そう。これは、「お腹が空いた」「不快」など赤ちゃんが泣いてる理由をボタンひとつで推測できるという機能。これにより、泣いている赤ちゃんに対してどういうお世話をすればいいかがわかりやすくなりそうだ。ちなみに、赤ちゃんは睡眠が浅くなったタイミングで寝言のように泣くことがあり、そのままにしておけば再び眠るが、そこで抱き上げると目覚めてより一層泣くという悪循環があるという。
さらに、胎児が母親のお腹の中で聞いていた音に似ているとされるホワイトノイズの再生機能も搭載。赤ちゃんを寝かしつけたいタイミングや、睡眠中に再生することで雑音を消し、快適な睡眠環境をつくりだす。
同製品は、今なら29,480円でひとつ入手可能。6月26日まで支援を受け付け、7月末までに発送されるとのこと。
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