アウトドアでのイベントやキャンプなどであると便利なのがポータブル電源だ。大容量だとさまざまなデバイスをつなぎ、また長時間にわたって利用できる。

しかし難点は持ち運びするには重いこと。その点を解決しているのが今回紹介する「SUNGZU SKA2500」だ。キャリーケースのように転がして運べる。

ホイール4個

SUNGZU SKA2500は底面にホイールが4つ付いていて、スーツケースのようにハンドルで引っ張って動かすことができる。ポータブル電源はそれなりの重さがあるものが多いが、SUNGZUの場合、ホイールのお陰で重みを一手にしなくてもいい。

そして2つのホイールにはブレーキも付いているので、意図せず転がる事態を予防できる。ハンドルの長さを2段階で調整できるのも気が利いている。

家電類もつなげる

肝心のバッテリーとしての機能はというと、容量は2500Wh、最大出力は4000Wだ。

USBやACなど5種類のポートを搭載し、スマホやタブレット、デジカメといったガジェット類から、扇風機、炊飯器、電動ドリルといった電化製品まで電源を取ることができる。

デバイス類を10台同時に充電できるほか、電気自動車に給電できるというのも心強い。

加えてオプションでソーラーパネル（110W）も用意されていて、太陽光発電でSUNGZUをチャージすることも可能。その場合のフル充電の所要時間は5時間となっている。

災害の備えとしても持っておくと良さそうなSUNGZU SKA2500はクラウドファンディングサイトIndiegogoで資金調達中。記事執筆時点の出資額は8142香港ドル（約11万4000円）〜、ソーラーパネルとのセットは8843香港ドル（約12万4000円）〜となっている。出資はあと1カ月ほど受け付け、目標額を達成すれば今年5月にも発送される見込み。

SUNGZU SKA2500/Indiegogo