古地図やARで昔を感じよう
播磨の小京都ともいわれるたつの市は、江戸時代の商家や淡口醤油発祥の地に由来する大正ロマンあふれる建築物などを有し、重要伝統的建造物群保存地区(重伝建地区)に選定されている。たつの市の重伝建地区は8地区に分けられ、それぞれが固有の歴史や文化を持っているという。同アプリでは、そんなたつの市の「見どころスポット」を紹介。「AR」のマークがある場所では当時を再現するCGを見ることができるようだ。また、Googleマップを古地図(播州竜野之図)に切り替えて、江戸時代にタイムスリップしたかのようなまち歩きも楽しめるとのこと。
アプリを参考に自由に巡ってもいいが、用意されている散策コースを歩いてみるのもいいだろう。散策コースは、6カ所の見どころを収めた「お手軽コース」と、じっくりと楽しめる「満喫コース」の2種類だ。
また、アプリのメニュー画面からは、たつの市の観光情報にもリンク可能。季節ごとのイベント情報や同市の観光マップも参照することができるとのこと。
「ええR」のコンテンツ拡大中
今回の「たつの市ARまち歩き」は、先述の通り同社の「ええR」のなかに追加されている。「ええR」とは、「地域のことを知ってほしい」「観光客を増やしたい」などの自治体の声に応えるため、地域の文化・資産とテクノロジーをかけ合わせたソリューションを提供する地域活性化支援サービスだ。先日Techable(テッカブル)では、大阪府泉佐野市が委託した日本遺産・日根荘の魅力を楽しめるARアプリがリリースされたことを取り上げている。このほか、兵庫県「明石城」の3DCGをメインとしたアプリ「明石城巡り」や石川県の「小松城」の痕跡をたどる「小松 公式ガイドアプリAR」などを企画・開発。奈良県の「高取城」ではCGとARを組み込み、スマートフォンをかざすと3DCGが表示されるパンフレットを制作するなどさまざまな試みで地域活性化に貢献している。
「ええR」の公式サイトおよびアプリダウンロードはこちらから。
PR TIMES