CoX Spaceは、リング型マウス「Snowl(スノール)」を国内最大級のクラウドファンディングサイトMakuakeで先行予約受付中だ。これは空中操作でデバイスを自由にコントロールできるもので、製品は2021年6月末までに配送予定だという。2021年3月11日時点で、プロジェクト終了まで残り49日を残しながらも、既に800万円以上を集めており目標額に対して8000%を達成している。
同製品は、2020年10月に米クラウドファンディングサイトKickstarterでもプロジェクトを実施しており、合計25万米ドル以上を集めた注目のアイテムだ。Techableでも取り上げている。
新発想のウェアラブルデバイス
Snowlは、タッチスクリーンやPCマウスなどに「3Dの可動域を与えたウェアラブルリング型デバイス」だ。その大きな特徴は、時間の経過とともに手の動きの自然なジェスチャーを学習し、指の動きを追跡する機械学習エンジンを搭載している点。従来のマウスに代わるものであると同時に、タブレットコンピューター、スマートフォン、スマートTVなどの様々なデバイスのコントロールもしやすくなる。また、リング型であるため装着したまま様々な動きが可能なのも。
好みの使い方で楽しめる
3つのモーショントラッキングモードがある。まず、「エアーマウスモード」では、指にはめたSnowlのタッチ・スワイプ操作によって、タブレット端末やパソコンの操作を行える。
次に、「ジェスチャーマウスモード」に切り替えると、その名の通りユーザーがジェスチャーをすることでデバイスの操作が可能になる。プレゼンテーションや、VRコントローラとしても活用できるだろう。
そして、3つ目の「ジョイスティックマウスモード」。これはSnowlを充電クレードルに設置した状態で利用できるというもの。3つの操作モードのなかでは、最も一般的なマウス操作に近い形といえるだろう。
PCのマウスは、有線タイプからBluetoothを用いた無線タイプへと進化の道を辿ってきた。次は「ウェアラブル」の時代が来るのかもしれない。
PR TIMES