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ファミリーマート、TTGの無人決済システムを活用した店舗を千代田区にオープン

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株式会社ファミリーマートと株式会社TOUCH TO GO(TTG)は、2021年2月26日に資本業務提携契約を締結。これにより両社は、省人化による店舗オペレーションコストの低減、非対面決済の推進、病院・マンション・オフィスなどに入っているマイクロマーケットへの出店を可能にする店舗形態の創出を進める構えだ。

そしてこのたび、TTGが開発する無人決済システムを活用したファミリーマート店舗「ファミマ!!サピアタワー/S店」を2021年3月31日に東京・千代田区のサピアタワー1階にオープンすると発表した。

スマートな購入体験と省人化を実現

TTGの無人決済システムは、店内のカメラなどの情報から来店客と手にとった商品を認識することができる。来店客は出口付近の決済エリアに立つとディスプレイ表示される購入商品と金額を確認し、交通系電子マネー・クレジットカード・現金のいずれかで支払いを済ませるという流れだ。

同システムは、来店客にスマートな購入体験を提供するとともに、省人化による店舗オペレーションコストの低減にも貢献するだろう。

1号店では認識成功率90%超

TTGは、2020年3月に高輪ゲートウェイ駅にて無人AI決済店舗第1号店「TOUCH TO GO」をオープンしている。開業後は利用客のデータをもとに改良を重ね、1ヵ月を迎えた頃には認識成功率90%超を達成したことを発表した。

今回オープン予定の「ファミマ!!サピアタワー/S店」で活用されるシステムも基本は「TOUCH TO GO」と同じだが、「TOUCH TO GO」のオープン当初は交通系ICのみの決済だったことを考えるとまたひとつ進化したと言えるだろう。

同システムが活用された店舗が増えることでその利便性やコスト削減効果に注目が集めれば、TTGが視野に入れている同システムのサブスク展開も実現しやすくなるかもしれない。

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