香港のスタートアップが開発した「ProLab Mouse」はラップトップのマウスとして、スマホのシャッターリモコンとしてなどと多目的に使うことができる。
3つのモード
ProLab Mouseは超コンパクトな円形デザインで、重さはわずか8グラム。やや厚みのあるコインのような躯体にトラックボールとボタンを備えている。活用法としては「エアマウス」「メディア」「キーボード」の3つのモードが用意されている。まずエアマウスモードでは、トラックボールを使ってラップトップなどのスクリーンをスクロールしたり、左右クリックしたりもできる。
通常のマウスのようにデスクなど平ら表面を確保して使うのではなく、宙で操作できるのが売りだ。タッチスクリーン搭載のスマホやタブレッと連携させると、ProLab Mouseでも上下へのスワイプなどができる。
プレゼンでも活躍
そしてメディアモードでは音楽やビデオの再生・停止、曲の早送り、ボリューム調整などが遠隔から操作できる。スマホのカメラリモコンとしても使えるので、自撮りなどに便利だろう。最後にキーボードモードでは、いわゆる矢印キーとエンターキーの機能が使える。なので、たとえばラップトップにある資料を大型スクリーンに映し出してプレゼンをするときなどにProLab Mouseでページをめくったりができる。
ProLab MouseはBluetooth 4.2で端末と連携し、10メートルの範囲で使える。フル充電時の駆動時間は15時間となっている。
iOS、Android、 Windows、Chrome、MacなどあらゆるOSで使え、オフィスからリビングルーム、エクササイズの時などさまざまなシーンで活用できるProLab Mouseの Kickstarterでの出資額は記事執筆現在、299香港ドル(約4200円)〜となっている。出資は4月6日まで受け付け、6月の配達が予定されている。
ProLab Mouse/Kickstarter