一連のサービスは、両社が共同開発したエンタテインメント車両「Sociable Cart SC-1」(以下、「SC-1」)を用いたものとなっている。
塗り絵の街をスキャンすると3DCGに!
近未来的なデザインが特徴の車両「SC-1」はフロントガラスを備えておらず、代わりにカメラがとらえた映像を車内のモニターへ表示。また、ソニーのMixed Reality技術も搭載しており、現実とCGが融合した新しい体験を提供する。その「SC-1」を用いた今回の「らくがきクルーズ」では、ビルや家などが描かれた「らくがきクルーズマップ」を参加者へ配布。同マップに参加者が色を塗ったものを専用プログラムでスキャンすると、街が3DCG映像となって出現。参加者は「SC-1」に乗車し、その街の風景をモニターで見ながらクルージングできる。
このサービスは3月29日まで、イオンモール沖縄ライカムの2階にて提供される見込み。参加費は1人500円となっており、団体の場合は1グループにつき最大1,000円(価格はすべて税込)。そのほか、参加者デザインのオリジナル車両を3DCGとして走らせる「らくがきカート」のサービスも別料金で提供する。
「ムーンライトクルーズ」も面白そう!
また、沖縄県の東南植物楽園とカヌチャリゾートでは「ムーンライトクルーズ」のサービスを提供中。「水族館」「ホラー」の2種類のコンテンツが用意され、参加者は臨場感たっぷりの体験を楽しめる。なお、サービスの細かい内容はそれぞれの場所によって異なる。YouTubeでは「らくがきクルーズ」「ムーンライトクルーズ」の内容を含む「SC-1」の紹介動画も公開されており、興味のある方は必見だ。
ソニー・ヤマハ発動機
(参考1:東南植物楽園)
(参考2:カヌチャリゾート)
(文・早川あさひ)