カードサイズと超小型でSIMフリーの携帯「Niche Phone-S+」。これまで展開していたモデル(3G)がVoLTE対応になったバージョンだ。
音質がアップ
VoLTEとはVoice Over LTEの略で、LTE回線を使った音声通話のこと。音声帯域が広がり通話の音質が良いのが売りだ。Niche Phoneシリーズは通話に特化した端末だけに、音質の改善でさらにそうした需要を持つ人にアピールできる。コンパクトさは従来モデルと変わらず、カードサイズで厚さはわずか9.5ミリ、重さにいたっては52グラムだ。外観は単純な小型計算機のようだが、通話機能以外にもテザリング機能やICレコーダー機能を搭載し、ショートメッセージの送受信も可能だ。
OSやメモリもアップグレード
また、今回のモデルではOSがAndroid 4.2からAndroid 6.0にアップし、内部メモリーも256MBから4GBに増えた。バッテリー容量もほぼ倍の1000mAhとなっている。2台目携帯として胸ポケットなどにしのばせておいて通話に使うのはもちろん、Niche Phone-S+は外出先でPCをネットにつなげたり、会議を録音したりとプラスアルファの使い方ができる。
通話機能しか使わないためスマホを敬遠している高齢者や、スマホを持たせるにはまだ早い子どもにもうってつけだろう。
Niche Phone-S+はMakuakeで記事執筆現在、1万1400円(税込)〜となっている。SIMカードの用意や回線の契約が必要だが、それでもスマホを購入するよりは予算を抑えられる
申し込みは4月18日まで受け付け、5月末までに届けられる見込みだ。
Niche Phone-S+/Makuake