ヱビスの歴史やトリビアなども
「3Dヱビスビール記念館」では、3Dで再現された施設内にあるポイントをクリックすることで、まるで館内を歩いているかのような見学体験が可能。展示物の鑑賞やポップアップで表示される展示説明の閲覧のほか、ヱビスのおいしい楽しみ方を知ることもできるようだ。また、本来はヱビスビール記念館への来場者だけが体験できたブランドコミュニケーターによるヱビスツアーの内容も一部盛り込み、130年を超えるヱビスの歴史やトリビアを楽しむこともできるという。
さらに、見学時にヱビスのCM楽曲『第三の男』を再生したり、3D空間を操作しながら動画を視聴したりもできるとのこと。
バーチャルデータ取得も可能
「3Dヱビスビール記念館」は、サッポロビールと株式会社EBILABが共同開発したものだ。なお、両社にとってミュージアムの3D化は初の試み。EBILABは、伊勢神宮のおはらい町の老舗食堂「ゑびや」の経営メソッドから生まれたシンクタンク。飲食業界および小売業界向けに店舗分析ツール「TOUCH POINT BI」などの分析サービスを提供し、運営の最適化をサポートしてきた。最近では、飲食店における「混雑予報AI」や遠隔接客システムの「WEB来店」、空間や建物内の「3D構築」などの新規事業も立ち上げている。
「3Dヱビスビール記念館」において、EBILABならではといえるのが、同館の来場者の導線や興味を持ったコンテンツなどのデータをMicrosoft社が提供するパブリッククラウドサービス「Azure」に格納し、分析できるということだろう。今後は、リアルデータとバーチャルデータを融合させた新商品の開発などを通じてサッポロビールブランドのさらなる向上に貢献したいとしている。
PR TIMES(サッポロホールディングス株式会社)
PR TIMES(有限会社ゑびや)