株式会社エイチーム、エンターテインメント事業本部メディアサービス部マネージャー真見浩介(まみこうすけ)氏に話を聞いた。
Q、『ラルーン』が多くの会員数を集めています。ここまでのユーザーの反応はいかがでしたか?
「ユーザ様にはとても喜んでいいただいています。単なるツールとして使っていただいているだけではなく、女性として生理、妊娠、出産、などカラダやココロのことを深く知ることができて嬉しいという声を数多くいただいています。
昨年末に実施したアンケートで『ラルーンをこれからも使い続けたいと思いますか?』という質問に、『ぜひ使い続けたい』が50.2%、『使い続けたい』が42.9%と、あわせて93%以上のユーザー様にこれからも使い続けたいとお答えいただいています。この数字は運営としてとても嬉しい数字です。」
■ラルーンの一番の強みは「悩み相談」
Q、生理日予測アプリは、他社では有料と無料バージョンが選べる「ルナルナ」や、海外ではピルの飲み忘れを防ぐ『MyPill』などがあり、乱立していますね。他社のアプリと比べて、『ラルーン』はここが強いと言う点を教えてください。
「ルナルナさんは生理日予測アプリのマーケットリーダーとしてとても尊敬をしています。他にも類似のアプリがあるなかで、ラルーンの一番の強みは「悩み相談」です。
ラルーンは女性限定のクローズドな空間なので、悩み相談には他のサービスには相談するのをためらうような女性特有のカラダやココロについての相談が多く寄せられています。
そして相談に対して親切で温かいコメントが多いと言うのも特徴です。読んでいて心温まるコミュニケーションがたくさん生まれています。
コミュニティは機能としてただ作ればうまくいくというわけではありません。安心して使っていただくために、運用にはとても力を入れています。」
Q、アプリの中では、『悩み相談』コーナーが充実していて、ちょっとした体の悩みを相談できますね。これは他のアプリでは(特に海外では)見られない機能ですね?
「ラルーンのテーマは『不安の解消』です。親にも友達にもいえない、独りで抱えている不安や悩みをラルーンの悩み相談で解消していただきたいです。
そして実は、悩み相談は書込んでいるユーザー様だけのものではありません。書込まずに読んでいるだけのユーザー様もとても多くいらっしゃいます。そして『読んでいるだけでとてもためになる』という声をたくさんいただいているのです。
生理のこと、妊娠のこと、出産のこと。普段なかなか知ることができない女性として大切なことを、生の声として読んで知ることができるのです。
『学校で学ばなかったことをラルーンで知ることができて嬉しい』そんな声もいただいています。
10代女性の質問に40代女性が答える。そして10代の女性はいろいろな知識を学んでいく。そんな他にはあまり見ることがない素敵なコミュニケーションがたくさん生まれています。
アプリ全体のオススメの使い方としては、
1)まずはツールとして「生理日予測」や「ダイエットグラフ」を使っていただき、
2)なれてきたら悩み相談やコラムを読んで女性としての大切な知識を知っていただく。
3)そして本当に困った時はラルーンで悩みを相談して、不安を解消していただきたいと考えています。」
■ユーザーの『悩み』=『ニーズ』
Q、今後、生理用品のブランドや妊活に役立つサービスや、他社との提携予定などは?
「ユーザー様の『悩み』は違った方向から考えると『ニーズ』なんですね。そのニーズを解消できる企業様と組めば、ユーザー様は悩みが解消され、企業様は商品を売ることができる。そんな幸せな関係ができあがります。
ラルーンはユーザー様に喜んでいただき、企業様にもよろこんでいただく。そんな、みんなで幸せになれるビジネスを目指しています。そうなれば、ラルーンは社会から絶対必要なサービスとして成長していきます。」
女性に特化したアプリは数あるが、急激なダウンロード数を獲得しているアプリには、ユーザーの使い勝手を一番に考える、共通した企業姿勢がある。ラルーンはこれからも、「困ったことがあったらラルーンを使おう。そうすれば解消して安心だね。」と思ってもらえるサービスを目指す。
ラルーン 〜女性の悩みケア〜 AppStore
ラルーン 〜女性の悩みケア〜 GooglePlay
ラルーン 〜女性の悩みケア〜 Webサイト
(Writer: Saera Jin)