それが、日立グローバルライフソリューションズ株式会社の「スマートストッカー R-KC11R」。スマートフォンアプリと連携し、庫内の食品のストック管理や購入をサポートしてくれる冷蔵庫だ。くわえて、保存したい食品にあわせ庫内の温度を切り替えられる機能も搭載している。同製品は、2021年3月上旬より販売開始予定。
アプリ連動でできること
同製品は、スマートフォンアプリ「日立冷蔵庫コンシェルジュアプリ」と連携し、食品のストック管理と購入サポートを行う。アプリにストック管理したい食品を登録すると、庫内の2段目と5段目に搭載した重量センサーでその食品のストック状況を検知し、スマートフォンに表示する。また、食品が少なくなってくると「ホーム画面」に通知する機能も便利そうだ。
常備しておきたい食品とその購入先を登録することで、アプリの「購入する」ボタンから該当ECサイトに移動することができるため、スムーズな買い物ができるだろう。
今後は、フードサプライヤーと連携し、さらに便利な食材ストック管理ソリューションの開発を進めていくとのことだ。
温度切り替え機能が便利
同製品には庫内の温度が切り替えられる「ぴったりセレクト」 という優れた機能も搭載。保存したい食品にあわせて、「冷凍(約-18℃)」「冷蔵(約2℃)」「常温(約15℃)」を選択可能だ。ただし、「冷蔵・チルド」設定でない場合の「冷蔵」は約4℃、「冷蔵・弱め」は約6℃となることと、「常温」にするには「パントリー」に切り替える必要があることに留意してほしい。また、「冷蔵」の設定のひとつ「まるごとチルド」では、ドアポケットを除く庫内ががチルド温度約2℃、湿度約80%となり、食品の劣化を抑止することで一時保存のサラダはラップ無しでも乾燥を抑えることができるという(同社調べ)。
同製品は幅460mm×高さ1.110mm、奥行き585mmとコンパクトサイズ。くわえてシンプルなフラットデザインのため、さまざまな空間にすっきりとおさまるのもポイントだ。
ちなみに、同製品の発売と同時に、アプリ連携機能以外は同等性能の「スマートストッカー R-K11R」も発売されるとのこと。
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